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大きさも、価格も、素材もバラバラ。
どれがいいのか解らないし、選べない。
ネットの普及で、自宅に居ながら色々な植木鉢を選べるようになりました。
ただ、気を付けて!ネット上には、
様々な植木鉢が、不規則に入り混じり表示されます。
ここから選ぶのは、僕たち花屋でも難しい。
屋外?室内?どこに置くつもり?
まず最初に、決めて欲しいのは(教えてほしいのは)どこに置くつもりなのか。屋内なのか、屋外なのか。
「植木鉢」と検索した際、沢山の鉢が並びます。並びすぎる。だから条件を絞るのが重要です。「置き場所」と「サイズ」は重要ポイント。
ただし植木鉢やプランターには、「屋外専用」みたいな明確なくくりはありません。ですが、大きさや受皿の有無、素材などにより「屋外に適してる」みたいなものは存在します。
屋外利用なら「素材選び」は最重要!
屋外で使うつもりなら、素材は最も重要なポイント。
屋外は、紫外線・風雨をまともに受けます。冬には、凍結で破損の可能性も。価格とデザインだけで決めてしまうと、えらいことに。
(但し、どんな鉢でも少なからず劣化はします。購入にあたり、不安の方はご相談下さい)
室内利用なら「サイズ感」が最重要!
雨・風が当たらない室内では、「素材」より「サイズ感」が大切。小さければ「物足りなく」感じ、大きければ「邪魔」になる。
なので室内でも、商業施設の様な広い場所に飾るのか、はたまた家庭のリビングや玄関なのか。まずはそこが重要なポイントとなります。
e-花屋さん。以前は「大型の植木鉢」というカテゴリしかありませんでした。
しかしながら「屋外」と「屋内」では勧める鉢は全然違うし、屋内でも「一般家庭」と「商業施設」では違う。
そんな理由から、3つのカテゴリを新設したのです。
・「リビングに丁度いい」少し大きめの植木鉢>
・広めのスペース。「商業施設向け」大型植木鉢>
・「屋外向け」大型の植木鉢>>
「鉢カバーとして使えるか?」
大型の植木鉢なら、ここも大切なポイント。
「植え替え」なのか、植え替えずに「鉢カバー」として使うのか。
これ、すごく重要。だって大型の植物を植え替えてしまうと、相当な重量になります。万が一枯れた場合は、植木鉢も道づれに。
だから僕は断然「鉢カバー」としての利用を勧めます。植物を、ポンと鉢に入れるだけ。
ただ殆どの店は、「鉢カバーとして使えます」みたいな事は書いてません。
何故なら、普通のお店は判断できないのです。鉢の形状、壁厚。ちょっとの事で植物が入らないことも。
だからお店側とすると、商品選定が困難で「鉢カバー利用」とは断言しづらいんです。
そんな問題を解決すべく、e-花屋さんではマッチングを行いました。植木鉢を並べ、1つ1つ植物が鉢ごと入るか、試していったのです。
根詰まりしてる植物であれば、「植え替え」も仕方ありません。しかしそれ以外は、「鉢カバー」としての利用が絶対お勧め。カバー利用なら、その植木鉢は何十年も使えるから。
オマケ
しつこいですが(笑)「サイズ感」って、本当に重要なんです。
多少大きくても、部屋には置けます。ただ数センチ鉢が大きいだけで、邪魔に感じたりするんです。だから当社は商品選定にはすごく気を遣ってます。
でも当たり前の話、スペースは家庭ごとに違う。
だから本当は、記載サイズを参考にマジックで一度書いてみてほしい。ここまですれば、何となく大きさのイメージは解るはず♪
以上、植木鉢の選び方でした。(e-花屋さん:古永)
この記事を書いた人
古永 崇 | e-花屋さん店長
園芸店に勤めて20年。e-花屋さんの立上げて15年となります。
消費者視点を忘れずに、疑問に思うことなどを掘り下げ研究中です!「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
Q&A |
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植木鉢や観葉植物は、
大型の鉢は強度がいるので100円均はおすすめできません。 お洒落な鉢を探してる場合は、品揃えが多い通販サイトがおすすめです。 屋外向け大型鉢15選 ≫
鉢の「号」サイズ:目安は1号=約3cm
植物の大きさを表す「~号サイズ」とは、鉢の直径が何センチあるか?ということを表してます。1号=約3cmなので、3号鉢とは直径9cmの鉢のことを指します。「大鉢」と表現されるものは10号鉢(鉢の直径が30cm)以上のケースが多いです。 植え替え時の、鉢サイズの選び ≫ |