男性の方なら、一度は「盆栽」に興味がわいた経験、あるのでないでしょうか?
今回は、市販で一番おすすめできる盆栽用土を紹介させて頂きます!初心者はもちろん、中級者・上級者にも紹介したい土です!
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盆栽の土、特徴は?基礎知識
排水性・保水性・通気性。よく言われる「良い土」の3条件。
このうちのどれかが欠けてしまうと、根腐れしやすくなったり、乾燥で根を傷めてしまう可能性が高まります。植物の健康は根で左右され、根を守る土台となるのが「土」なのです。
盆栽用土の種類と特徴
盆栽向けの混合用土。メーカーごとに種類はたくさんありますが、主原料は「赤玉土」であることが多いです。
赤玉土とは、赤土を粒の大きさごとに選別したもので、「粒状」のようになっているのが特徴です。土が粒状になることで、土と土の間に隙間が生まれます。この隙間が「通気性」や「排水性」を高める重要なポイントとなります。
赤玉土は、ホームセンターや園芸店、100均にも売ってます。ただ安価なものだと、「粒の大きさ」がバラバラです。これでは赤玉土の間に隙間が出来ても、その隙間に粒度が違う小さな赤玉土が入り込んできてしまい、隙間が埋められてしまう可能性があります。
「盆栽に向く土の条件」とは、
土の中に隙間ができて、更にその隙間が長い間確保される土。
要は土の大きさ(粒度)が均一で、土が潰れにくいことが重要なのです。
盆栽に必要な要件を満たした、プレミアム用土
水はけ、通気性、ともに抜群。保水性もある。
さらに、盆栽上級者が必ず行う「土のフルイがけ(微塵を取り除く作業)」も済ませてあるのがプレミアム用土。市販の土で、ここまで手のこんだ土は私は知りません。
土にフルイをかけることで、粒度を揃えるだけでなく、微塵を除去できます。
要は、「土と土の隙間の目詰まり」を長期間防げるわけです。
プレミアム用土の配合
プレミアム用土の配合、成分が多い順に
盆栽用土、自分で作ることも可能です。必要な土と、フルイを用意すれば作れます。「自分なりの配合を考える」といのも、園芸の大きな楽しみの一つです。
ただ今回のプレミアム用土。
どこにでも売ってる素材を混ぜ合わせたものではありますが、それぞれ最高クラスのものが用意されてます。要は同じ赤玉土でも、産地やグレードによって「硬さ」が違うのです。
なので「自分でプレミアム用土と同じレベルの土を作る」となると、難しいのでは・・・と予測します。
盆栽みたいな「観葉植物」のために作られた土
最後に。プレミアム用土、実は「観葉植物の土」として人気が高い土となります。
ただ観葉植物のなかでも、「お気に入りの植物に」という提案をしております。
たとえば、小さな鉢で何年も育てたい・・・みたいな時に。言うなれば「盆栽」です。
虫がわきにくい、無機質配合。
プレミアム用土は観葉植物、塊根植物、盆栽などにおすすめです!
小さい鉢で育てた、盆栽風のオリーブ>>
この記事を書いた人
松川 大祐 | e-花屋さんスタッフ
e-花屋さんに勤めて5年、日々植物に詳しくなるため勉強中です。
「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
この記事を監修した人
古永 崇 | e-花屋さん店長
園芸店に勤めて20年。e-花屋さんの立上げて15年となります。
消費者視点を忘れずに、疑問に思うことなどを掘り下げ研究中です!「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!