「5年間植え替え不要。この土は、そんなつもりで作ってます」と語った杉山氏。「観葉植物の土」としてのプレミアム用土の実力はいかに。5年間使ってみた感想を掲載します!

店長古永

この記事を書いた人
古永 崇 | e-花屋さん店長(園芸店に勤めて20年となります)


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「5年間植え替え不要」って本当?

ソフォラ・リトルベイビーの3号苗

そもそも、植え替えのタイミングって?

植え替えのタイミング。書籍には「2年に1度」と、よく書いてあります。なので杉山さんが「5年間植え替え不要」と言った時は驚きました。
ただそもそも「2年に一度」という表現は、すごく大雑把。なぜなら
植え替えのタイミングを左右する要素は、
・植え替える鉢の大きさ
・使用する土
・植物の種類
・育てる環境
・育て方
と色々あるからです。
論より証拠。観葉植物(ソフォラ)を題材に、試してみることにしました。

観葉植物の植え替え方

プレミアム用土の、効果的な植え替え方法

今回は、ソフォラで実験することにしました。3号苗を3つ、5号サイズの鉢に寄せ植え。これで5年もつなら、相当すごいなーと。
プレミアム用土のパフォーマンスを発揮させるため、植物に付いてる古い土を全て落として植え替えました!

バババン!5年、いけちゃいました

見てください!写真は2022年の春に撮影した姿。2017年に植え替えたので、5年経ってます。見ての通り、元気モリモリ!太くなった幹から、新しい芽が吹きまくってます!

一般的な土だと、時間が経つと土は固形化します。土の団粒構造が崩れ、岩みたいに硬くなってしまいます。水を与えても、なかなか抜けない。こうなった時が、植え替えサイン。
対しこちらは、5年経った今でも土の団粒構造は見えます。水もスッーと抜けるし、植物も元気。あと2~3年は植え替えしなくてもいいのでは?と思ってしまうほどです。

他の「観葉植物の土」との大きな違い

観葉植物の土の比較
「観葉植物の土」の比較

「観葉植物の土」と言っても、メーカーごとに全然違います。ココナッツファイバーが主成分の、サラサラした軽い土。鹿沼土が主体の、ゴロゴロした土。

園芸を長くやられている人なら、土の比較写真を見ただけでピンとくると思います。「プレミアム用土って、金かけてんなー」と。
はい、硬質赤玉や軽石など、一般の培養土ではちょっとしか入ってない高級素材が惜しみなく入ってます。イメージは「1粒、1粒が硬い土」
1粒1粒が硬い土だからこそ、団粒構造が崩れにくく、土が長持ちするのです。1粒1粒が硬い土だからこそ、根が簡単に伸びにくく、分枝しながらゆっくり全体に張っていくのです。

ベストソイルミックスで植えるメリット
剪定を年に2~3回、化成肥料を年に1~2度置いてました

ガシッと力強く育った勇ましい姿。生命力を感じませんか!

プレミアム用土の篩がけ

いかがでしたでしょうか?
プレミアム用土は「5年間植え替え不要」という訳ではありません。「そういうつもりで作っている土」であり、植え替え期間を保証するものではありません。条件によって異なります。
しかしながら、今回の事例は園芸歴が長い私にとっても驚かされるものでした。やっぱりプレミアム用土は、すごいなーと。

とはいえ、土の相性は「人によっても違う」と思ってます。どの土が良い・悪いでなく、「好み」に近いのかなーと。ですのでe-花屋さんでは、複数の観葉植物の土を用意してます。好みにあったものをお選びください!

ではまた!
e-花屋さん フルエ(古永)でした!

店長古永

この記事を書いた人
古永 崇 | e-花屋さん店長

園芸店に勤めて20年。e-花屋さんの立上げて15年となります。
消費者視点を忘れずに、疑問に思うことなどを掘り下げ研究中です!「初心者を中級者に引き上げる」のがe-花屋さんのミッションです!
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