観葉植物の肥料について
観葉植物の栄養|肥料、活力液とは?
観葉植物に肥料は必要?たびたび、そんな質問を頂きます。
屋外で育てる植物なら、肥料は絶対必要です。でも室内の観葉植物で、インテリア感覚で飾るなら・・・「いらない」とまでは言いませんが、優先度はそこまで高くないです。
窒素(N)リン酸(P)カリ(K)。肥料の説明で必ずでてくる、ややこしい言葉。初心者さんなら、それだけで読む気が無くなると思います。
今回はもっとライトに、わかりやすく説明しますね。
植物の栄養には、大きく分けて「肥料」と「活力液」があります。
すごくざっくり言えば、肥料は「主要な栄養分」。活力液は「ビタミンを補給するサプリメント」のようなもの。これだけ聞くと「肥料は絶対必要で、活力液はプラスアルファー」みたいに聞こえますよね。
ただ、そうとは言い切れないのです。
たとえば「植物をガンガン育てたい(植物が好む環境を用意できる)」ということであれば、肥料は必要です。光合成を活発にするので、植物はお腹を減らします。肥料をあげないと。
ただインテリア感覚で観葉植物を飾ってる場合、植物はそんなに運動してません。なので、そんなにお腹が減らないのです。1年くらいなら、サプリメントでお腹が足りてしまうケースが殆どなのです。
整理します。
- <ケース1>大きくしたい。ガッチリ育てたいなら両方与えた方がいい(肥料、活力液)
- <ケース2>大きくしたくない。または、部屋の環境が良くない。それならひとまず活力液
- <ケース3>観葉植物を購入してから1年以上経つ。であれば、そろそろ肥料を
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使い方、与える時期の補足説明
<使い方>
肥料、活力剤には「液体タイプ」と「固形タイプ」があります。
固形タイプは土の上に置くだけ、液体タイプより簡単です。頻度は肥料の種類によっても異なりますが、概ね2か月に1回程度。
液体肥料は霧吹きやジョーロに希釈して使用します。やや面倒ですが、「濃度を調整できる」というメリットがあります。頻度は固形肥料より頻繁になります。
<与える時期>
肥料は植物の成長期に与えます(春、秋)。活力液は通年与えて大丈夫です。但し冬は、植物への水を控える時期です。それに合わせて活力液も控えめにするのが一般的です。
観葉植物の肥料についてよくある質問
【観葉植物初心者さんの場合】
まずは下記で良いと思います!肥料成分も含まれた活力液で、希釈など面倒な作業がいらないからです。10日に1回の頻度で与えてください!
≫ プランツフード活力液
【観葉植物を大きくしたい、成長させたい場合】
固形肥料でもいいですが、液体肥料の方がピンポイントで与えることができお勧めです。肥料にしても、活力液にしても。成分はそれぞれ若干異なります。人間がバランスの良い食事を好むように、
植物にも複数の肥料を与えると効果的です。まずはハイポネックスから始め、より興味が沸いたら他のも買い足してみてください!
上記はパキラやガジュマル、モンステラなど観葉植物全般に言えることとなります。
≫ 液体肥料ハイポネックス
ダイソーやセリアでも、液体肥料や活力液が売ってると聞いたことがあります。使ったことはないので効果はわかりかねますが、注意してご使用ください。
肥料は濃すぎると、肥料焼けしてしまいます。これは100均の肥料に限らず、肥料全体に言えることです。
肥料を与える際には「観葉植物が好む環境を用意する」ことが大切です。冬は日照時間が短く、室温も低くなります。なので基本的には、観葉植物の運動は緩慢になり
お腹が減らない時期となります。
なので一般論で言えば、冬は肥料を与えません。室温が常に15℃以上あって、日照もあるなら少量与えても大丈夫です。