シュッー。これぞ大型エアープランツの魅力。
細くて固い葉は、吊るすと何とも美しい。

いやー。何とも。何とも。植物一覧の仕事に携わって17年。ここにきて、また新たな発見がありました。
名人・杉山さんが育てたチランジア（通称エアープランツ）のファシキュラータ。堂々とした草姿にウワッッ！と感動するような・・・、こんな魅力的な子がまだいたんですね！

ファシキュラータ。よく「大型のエアープランツです」とか、「緑葉種です」って紹介されるけど、こんな"説明"だけでは、一般の人にこの子の良さは伝わらない。

エアープランツとしては、とても美しい。でもこの美しさは、マニアの人に限らず、一般の人にもウケるはずだ。

「インテリア」として、飾ってみる。

「ちょっと、魅力を深堀りしてみよう！」と、ファシクラータを持ち帰り、自宅に吊るしてみました。すると、映える、映える。

「あー、やっぱりこの子は男前！」

改めて惚れなおしました。細くて固い、パリッとした質感の葉。
上から見ると葉は緑色なのに、見上げるように飾ると、葉が白く見えるから不思議。 「銀葉種のエアープランツより、白いんじゃないの？」と思ってしまう程、白く美しい。

他とは全然違う。名人が育てたエアープランツ。

今回お届けするファシキュラータは、植物一覧の世界では超有名人の名人・杉山さんが手塩にかけて育てたエアープランツ。

「インテリアとして素敵」と紹介しましたが、やはり書きたいのは「植物としての魅力」。なぜならファシクラータは、「大型種の入門にはピッタリの品種」と言われています。エアープランツは大きくなればなる程、その姿は見事になるんですよ!

エアープランツ「本来の力を取り戻す」ため、
名人はあえてスパルタで育てる。

誤解がないように、しっかり書いておきます。
名人のエアープランツ、ひょっとすると一般品より、葉に傷が多いかもしれません。

（ただし下の葉（古い葉）が傷んでいるだけなので、生育には全く問題がありません）

世の中の99.99％以上は「輸入」のエアープランツ。
輸入のエアープランツは検疫の都合、生えていた根はバチッと切り落とされ、「根が無い状態」で日本に入ってきます。日本では「エアープランツは根が生えていないもの」と思われがちですが、本来は根が生えているんです。根を切られているだけなんです。

名人のエアープランツの特徴は「根が生えている」こと。
「エアープランツを本来の姿に戻す」ため、名人は時間をかけ、日本の気候で、日本の環境にあった「葉」と「根」を新しく出させます。

日本の気候に合わせようとすれば、外国で出た古い葉は自然と傷んできます。
ただ杉山さんは、そこは気にしません。何故なら、初心者でも失敗が少ない、強健なエアープランツを作るためだから。

生産者からすれば「傷が少ないエアープランツを出荷する」というのは、簡単なことなんです。 光や通風をセーブし、過保護に育てればいいのだから。
でも過保護に育てられた株は、消費者の家に行くと傷んでしまう。一般家庭というのは、農家のハウスに比べる環境がかなり悪いから。

杉山さんは「設備が整った生産ハウスで綺麗に育てて出荷することより、一般家庭で長持ちすること」を大事にしているんです。

そんな想いでスパルタで鍛えられた、「細マッチョ」のようなファシキュラータ。
インテリアGREENとしても耐えるタフさと、ベランダでしっかり育てれば１～２年で開花が期待できるような強さを併せもった植物に仕上がってます。

冒頭で「美しい」と書きましたが、その美しさとは株の内部から伝わってくる植物本来の力強さ。美しさのこと。

ただ単に「美しい」なら、造花で十分かもしれない。
でも人間の感性は敏感。「植物本来の力強さ」を感じるからこそ、心がウワッと高鳴るんです。

まるで、ベランダでペットを飼う気分。

せっかく名人が命を吹き込んだエアープランツ。できれば「ベランダ」で育てて欲しい！何故ならば、植物にとって大変心地いい場所。生長しやすい場所だからです。

エアープランツの参考書を見ると「強光は避ける」と書いてあります。
でも名人が育てたエアープランツは、"マッチョ（筋肉質）"な身体。強い光でも全然ＯＫ、ベランダが最高の居場所なんです。

室内管理でもいいですが、「大きくしたい」「花を咲かせたい」と思えば、ベランダで水をジャブジャブ与えた方が生長は早まります。そんな「育て方のコツ」も同封しますね！
インテリアとして楽しむのも良し。植物目線でガッツリ育てるのも良し。思う存分、楽しんでください！

大きいから、インテリアとしても絵になる子。

出来ればベランダとかで育ててもらいたい。
けど、「部屋にないと淋しい」という気持ちも、よくわかります！

ファシクラータは存在感があるので、棚の上においても迫力がでます。例えば、流木に立てかけておくだけでも世界観が演出され、グッーーと魅力的になりますよ！

鉢に「ポン！」と入れておくだけでも、素敵に飾れます。

※同梱人気アイテム！