まるで盆栽。こんなのなかなか手に入らない。
「綴化」のオンコクラータ

これ、何？ なんて植物？
一風変わった、不思議な植物。花屋に勤めている人でさえ、すぐに名前を言える人は殆どいないのではないでしょうか。

この子の名前はユーフォルビア・オンコクラータ。それも、普通のオンコクラータではない。「変異体」だから面白いんです（笑）

コチラのスタンドで飾ったイメージ

ウネウネ、珊瑚のように変異した。

改めまして。この植物の名は「オンコクラータ」。
普通、オンコクラータと言えばサボテンを細くしたような、コミカルな草姿。
対し、今回入手したのは姿が全然違う。いわゆる「綴化（せっか）」株！

綴化、簡単に言うと「変異体」のこと。植物では稀に、本来の成長の仕方と違った個体が出現します。その姿は大変面白く、収集家が現れるほど。

オンコクラータの、ココが好き！

「細長い葉っぱ」だったはずのオンコクラータ。
それがなんと、「珊瑚の森」みたいに。 原形の面影が全くありません･・･

いや･･･、ちょっと待って！面影ありました！！
珊瑚の先に、チョンチョンチョン！とオンコクラータ特有の小さな葉が。小鳥が止まってるみたいで、すごーく可愛いですよ！

綴化することで、より親しみやすく。

多肉植物は、強光が大好き。殆どの品種は「屋外推奨」となります。室内だと光が弱いので、だらしなく伸びて姿が乱れてしまうから。

対し、綴化株は姿が崩れにくい。たとえ崩れたとしても、もともと崩れた姿なのでよく解らない（笑）。
そんな意味で、普通の多肉よりも「身近」におけるのも綴化のいいところ。

オンコクラータには、トゲもありません。なので触れても安心。
このキテレツな植物、ちょっと育ててみませんか！