ポトス専業農家、伊藤さんが育種したオリジナルポトス「ビーナス」。
メジャー品種で昔から人気が高いポトスマーブルクィーンは白斑が多く、弱いのが欠点。ロスも多く、生産者泣かせの品種でした。
そこで伊藤さんは「丈夫なマーブルクィーンを作りたい」と、マーブルクィーンから「白斑」を抜いて生まれた品種がビーナスとなります。
個人的には、斑がない「緑のポトス」が好きです。スッキリした感じがとてもいい。なのでビーナス、一目で好きになりました。親がマーブルクィーンだったなんて驚きです。
でも葉を良く見ると、うっすら斑が混じっているように見えます。マーブルクィーンの面影が見えるようで、さらに好きが増しました。奥深いなーと。
緑のポトスと言えば「パーフェクトグリーン」や「リンダ」がありますが、それよりは葉の色、質感、ともに優しい感じ。クィーンから生まれた品種なので、女性のような優しさを感じます。
ポトスのテルノシリーズとは?
愛知県でポトスの生産を営む、伊藤輝則氏が生みだした新しいポトスです。
伊藤さんはこれまで40年、ポトスと向き合ってきました。(年間10万鉢のポトスを生産)
それだけ大量のポトスを生産していると、稀に「変異(変わった特徴をもったポトス)」が現れます。これらの変異を見逃さず、大事に挿し木で殖やしたのがテルノシリーズです。
変異の発見から、新しいポトスとして市場に出回るまで。気が遠くなるような時間を要します。(途中でダメになることも)
1つのテルノポトスが市場に出回るまで。早くて3年、長いものだと15年くらいかかるそうです。
植物マニアがこういった希少ポトスを求める理由は、その背後にあるストーリーに魅力を感じるから。是非、試してください!
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