1本でも実がなりやすい、そして葉の色変化が美しい優秀な樹!
ブルーベリーは「2本の木を植えなければ結実しにくい」と言われてますが、インディゴブルーは自家受粉しやすく、1鉢でも実がなりやすい樹と言われてます。
(但し一般のブルーベリーより小粒。ビルベリーのような感じです。食べれますが、「食用」というよりは「鑑賞用」とされてます。"甘みがあり風味もよい・・・"と書かれた文献も見かけますが、
個人的には「不味くないけど、いくつも食べたいとは思わない」というのが正直な感想です。
インディゴブルーは「鑑賞用ブルーベリー」と書きました。これは「実が小さいから」ということでなく、「四季の変化が美しいから」観賞用と言われているんだと僕は思ってます。
葉色の変化は、他のブルーベリーより断然きれい。
今からは紅葉の時期。一言に「紅葉」と言っても、樹の種類によって"赤さ"は微妙に違いますよね。色々な紅葉が混じり合うから、山の紅葉は美しい。
インディゴブルーの紅葉は、モミジのような「深い赤」ではなくて、マーメイドピンクの様な淡い色合い。庭のワンポイントとして、とてもいい感じです。
春はドウダンツツジのような白い花が咲き、紅葉してた葉もシルバーブルーへと変化。パステル調のやわらかい色味は、アカシアの葉に似た美しさがあります。
秋が近づくにつれ、葉色はシルバーブルーからディープグリーンへと変化。地味な感じにはなりますが、よく見ると新芽の先端にはピンク色のハイライトカラー。おっ!可愛いね!!と。
ブルーベリーは「実」だけのことが言われがちですが、四季の小さな変化に発見や感動が秘められています。地味な変化ではありますが、持ち主さんだけが感じることができる特権です!