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黒法師が好き。いろんな苗を仕入れてます
園芸の仕事を始めて20年。昔から黒法師が好きで、毎年いろんな苗を仕入れてます。
黒法師って、農家さんによって、姿やコンセプトがけっこう違うんですよねー。そんなところが面白い。
今回仕入れた黒法師は、多肉専門農家・高橋さんの3号苗。
魅力と特徴をお伝えしていきます!
「よくある3号苗」とは、ちょっと違う!
今回の黒法師。3号の割には、大きいです。幹も太いし、盛りっとしてます!
なので思いました。この黒法師は「育て方にポテンシャルがある苗」だなーと。大きく伸ばしたり、寄せ植えにしたり。
「よくある3号苗」は、剪定してあることが多い
黒法師、小さい苗はたくさん流通してます。そしてその大半が、真ん中の幹(主木)がカットしてあります。
なので、真ん中の幹はこれ以上伸びません。伸びるのは、主木から出た細い枝。
こういった仕立ては、大きくするには向かない苗です。小さくコンパクトに楽しむ仕立てとなります。
今回の商品は、大きくも、小さくもできる。
今回の商品は、真ん中の幹を切ってません。なので、主木はまだ伸ばせます。幹も太いので、背丈が伸びても安心できます。
<幹が太い理由>
黒法師は「挿し木」で、増産されます。農家さんは黒法師を剪定し、枝をたくさん出させ、その枝で増殖します。剪定を繰り返すと枝の数は増えますが、枝が細くなるデメリットもあります。
対し今回の黒法師は、贅沢に「太い枝」を挿し木して生まれた商品です。
なので3号苗にしては幹が太く、脇枝も充実してるのです。
挿し木で殖やすことも、容易です!
「背を伸ばすことができる」と書きましたが、ある程度のところで剪定して、高さをコントロールすることも可能です。
主木を切れば脇枝がでるので、ボリューム感もアップします!
カットした枝で、挿し木をしても楽しいと思います♪詳しいガイドを同封しますね!
「黒」でない、独特な葉色。それが逆にいい。
最後にもう1点、特徴を書かせてください!
こちらの農家さんの黒法師、あまり黒くないです。個体によって差はありますが、ブラウンな印象です。(緑っぽい色は、成長してる時の色。休眠期に入ると、緑からブラウンに変化します)
冒頭でも書きましたが、農家によってコンセプトが違います。
色を大事にしてる農家さん、花(葉)の大きさを重要視してる農家さん。今回の高橋さんは、後者となります。
黒い黒法師も好き。でも、黒い黒法師はよく売ってる。
なのでたまには、こういった「変わり種」も欲しくなります。新しい植物は、こういった「変わり種」から生まれることもありますので。
価格も手頃で、育て方も簡単。だから、ついつい集めてしまう黒法師。
色んな農家さんの、色んな黒法師を育てることで、見えてくる発見もある。
それが園芸の楽しさですね。
お届け内容 | ||||
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クロホウシ(黒法師)×1 詳しい育て方ガイド |
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サイズ目安 | ||||
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関連品・バリエーション | ||||
■■植替えなら直径12㎝前後の鉢がオススメ ■■「多肉植物」にはこの土がオススメ | ||||
育て方 | ||||
多肉植物の中でも、特に育てやすい植物です。 暑い時期は休眠期、秋から春が成長期になります。 これから休眠期に向かいますので、梅雨~夏は水をかなり控えます。(この時期に紫外線にあてると、葉が黒っぽっくなります) 耐寒性は強い方で、1~2℃くらいまで耐えます。 「1年で終わり」という植物でなく、何年も楽しめ、年を重ねるごとに魅力が増す「育てて楽しい植物」です。 (詳しい育て方ガイド付き!) |
注意事項 |
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写真は見本です。1つ1つ樹形、葉の色に個体差がございます。 6月~9月は、休眠期につき水は控えめに管理してます。そのため、下葉が取れやすい(傷みやすい)時期となります。これは黒法師が弱っている訳でなく、これが正常の姿となります。 |
配送料 |
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こちらは「通常送料」商品です。 送料はコチラ |
Q&A |
黒法師(サンシモン)の植え替えは、3~5月か9~11月に行ってください。但し根鉢を崩さずにそっと行えば冬季に鉢を替えても大丈夫です。水はけの良い、多肉植物用の土で一回り大きい鉢に植え替えてください。
黒法師の葉が落ちる原因として多いのは、乾燥と新陳代謝です。健康状態でも、成長とともに下葉は枯れていきます。株が健康であれば、問題ありません。 黒法師は、秋から冬にかけて伸びた枝を切り戻すことで、高さを抑えることができます。同時に、切った挿し穂で増やすこともできます(挿し木)。
黒法師、夏は休眠期です。 黒法師の水やりの頻度は、土の表面が乾いたら。屋外で管理している場合は、タップリい水を与えてください(成長期) |