大きいのより「小さくてしっかりしたもの」

園芸歴が長くなると「大きい植物より、小さくてしっかりしたもの」が欲しくなる。
たとえばゴムの木。昔から「新築祝い」の定番でした。ただ最近は「ギフト」より、「自分買い」が多くなっているんです。「最初から大きいもの」ではなく、小さいサイズから始める人が増えてます。

「部屋のなかに、木を置く感覚」

観葉植物はポトスやアイビーなどの「草」系と、パキラやゴムの木などの「朴（ぼく）」系に分かれます。
朴の観葉植物は、茎がいずれ「木」に変化するのが魅力です。育つほど"味"と"愛着"が出てきます。

今回の商品のお気に入りPOINT

今回の商品のお気に入りポイントは、小さいながらも「茎が木になってて、枝もある」のが特徴です。

たとえば、同じ5号サイズのゴムの木。半額以下で売られてるケースも多いです。
ただそういったものは、1本の枝を挿し木して、そのまま真っすぐ伸ばしたものが多いです。時間が経っても真っすぐ伸びるだけ。「味」はでません。

対し今回の株は、植えてから剪定を2回してます。なので「生産時間」は前者の倍以上時間かけてます。だから値段も高くなるんです。

剪定を繰り返すことで幹は太くなり、軸がしっかりします。1本の幹から複数の枝が伸び、ボリューム感もUPします。こういった「土台づくり」は家庭環境では難しい。 なので今回のような商品には価値があると、私は思ってます。小さいのに割高ですが（笑）

＜ラインナップ＞

フィカス・バーガンディー

葉が黒っぽいので、「黒ゴム」とも呼ばれる人気品種。丈夫でワイルド。カッコいい。
「ソフィア」や「メラニー」とよく似てますが、背丈が伸びやすく、（針金をかけて）幹を曲げやすい品種でもあります。

フィカス・ベンガレンシス

葉に浮かぶ、くっきりとした葉脈が美しい品種。人気がゆえ、流通も多いです。今回のものより大きいもの、幹が曲がったものなどバリエーションも多数です。

今回のベンガレンシス。好きか否かは、「好み」になると思います。背丈が低く、素朴ながらもガッシリ作られたベンガレンシスを「カワイイ」と感じるのが、「さびしい」と感じるのか。

フィカス・メラニー（メラニーゴム）

バーガンディーの葉を、シャープに、一回り小さくした感じ。色もバーガンディーと比べると、淡く上品な感じです。

メラニーはコンパクトな姿で楽しみたい植物。1mくらいの高さのメラニーも流通しますが、正直それだと可愛くありません（笑）

下の写真は陶器に植え替えたイメージ。黒の鉢がよく似合います！

フィカス・エラスティカ「ソフィア」

あまり流通してない、比較的新しい品種。葉の大きさがコンパクトなので、コンパクト仕立てだとより可愛く見えます。ワイルドな雰囲気と、可愛らしさが同居してます♪

※同梱人気アイテム！3,980円以上で送料無料！