めずらしい発想。
セロームを苗から育てるご提案。

今から10年以上前、セロームという観葉植物が一世風靡しました。
芋みたいな幹、大きな葉。摩訶不思議な姿はインパクト抜群で、人の背丈ほどの大型セロームがたくさん出回りました。

けれどセロームは、一般の家庭には不向き。大きいので、邪魔になる。だから最近は流通が減ってしまい、名前もほとんど聞かなくなりました。

セロームのコンパクト品種が「スーパーアトム」

セロームは「大きくなり過ぎるから」と、品種改良されたのがスーパーアトム。大きなセロームをムギュッとコンパクトに縮めたような品種。 4号とか5号サイズで「幹立ち」したセロームは殆どありません。対しスーパーアトムなら、卓上で「幹」も「葉」も楽しむことができます。

けれど・・・、今回は変化球。

冒頭で「苗から育てるご提案」と書きました。そうなんす。今回のスーパーアトムは完成品ではなく、「これから苗」での提案です。見ての通り、幹立ちもしてません。

以前、私は「幹立ちしたセローム」しか興味がありませんでした。セロームの魅力は「芋みたいな幹にある」と思っていたからです。
しかしながら、部屋に植物が増えてくると「完成品でなくても良いかな・・」と思うように。むしろ、小さい方がいい。育つ過程を味わいたいし、鉢とかも「自分色にしてみたい」と思うようになりました。
植物は「インテリア」という人には完成品を。
植物は「部屋で育てるペット」みたいな感覚の人には、コチラの方がいいのかな・・・と。