何年か前から日本にも出回り始めた、黒葉のザミオクルカス「レイヴン」。今回は珍しい「大株」の紹介です！

この植物は、海外でも高く評価されています。世界的に有名な展示会Tropical Plant International Expo（TPIE）, US.で賞も獲得。

ですがe-花屋さんとしては、「珍しさ」よりも「ビジュアル」と「丈夫さ」を評価してます。葉が黒いとか、珍しさはさておき、普通にカワイイ植物だと思うのです。耐陰性もありますし！

あの･･･、レイヴンは高いですよ（小声）

デメリットと言いますか、最初にしっかりお伝えしときますね。レイヴンは一般的な観葉植物と比べて高いです！ 植物は種類によって価格が違うので比較はしづらいですが、サイズの割には値段がかなり高いと思います。

ですがこれは仕方ないのです。有名な賞を取るくらいすぐれた植物であるということもそうなのですが、成長がめちゃくちゃ遅いのです。
たとえば、挿し木から始めたとすれば今回のサイズに育つまで4～5年はかかると思います。その間、農家さんのハウスにいすわる訳なので値段は当然高くなります。回転率が めちゃくちゃ遅いのです（笑）

だから（時間が異常にかかるから）、大株を生産してる農家は殆どいません。
今回の株も、3号苗の生産用に使ってた「親株」。それを特別に分けてもらいました。（5号鉢に植えてありますが、実際は6号くらいのボリュームがあります）

最初はミドリ、だんだん黒く。

レイヴンの葉。最初から黒い訳ではないんです。新芽は普通にミドリ色。
そこから時間が経つにつれ、徐々に黒く染まっていきます。その変化が実に面白い。

届いた株をよく見てください。真っ黒な葉もあれば、ミドリ黒い葉もあると思います。ゆっくりな植物ではありますが、葉の色は少しずつ変化するのです。

生産に使ってる、プラスチックPOTでのお届け。早急に植え替える必要はありませんが、鉢を替えると見栄えもよくなります。
数量限定、来年は販売できるか微妙・・・。「大きめの苗」は出会える機会が少ないですよー！