まだ殆ど流通してない、めずらしい植物と出会いました。名前はアップル。フィロデンドロンのアップル。

「何でアップル？」名前の由来をツッコまれそう（笑）。 確かに他のフィロデンドロンと比べると葉がまるっこい。けど、リンゴほどではないw

でもね、リンゴに似てる・似てないはどっちだっていいんです。
フィロデンドロンは、何年も付き合えるタフな植物。 だからこそ、呼びやすい名前がいいと思い「名前買い」しました。
「おーい、アップル！」そうやって話かけながら育ててみてください♪

植物は、育つインテリア。買った時と、3年後とでは姿が違う。生きてる証の面白さ。

さて今回のアップル。一見、よく見かける「ストレチア」に似てます。でもストレチアのように、背丈は高くなりません。

これぞ、フィロデンドロンの面白さ。

フィロデンドロン属の植物は「育ち方」が面白い。1軒、1軒、住まいの環境によって育ち方が違う。だから他の植物より「家族」のような感情がわく。

特徴としては、姿が傾きやすいこと。光を求め、光の方に向いて育ちます。
ガラス温室で育てればまっすぐ伸びますが、一般の家庭ではそうはいかない。「窓はどこー？」みたいな感じで姿を傾けます。

とはいえ、生長はとてもゆっくり。「光を求めて傾く」と書きましたが、最初の数年はそこまで個性がでません。 けれど3年、4年、5年と時間が経つほど、個性が光だします。
伸びた茎は木質化、窓から遠い場所で育てればグググと光を求めて面白い姿になっていきます。

※アップルは新しい品種のため、生長後の見本写真がありませんでした。なので同じフィロデンドロン属の植物を見本に掲載しました↑
育ち方は違いますがイメージの参考に。

「ハンサムに育つ」植物ではない。 こう見えて、ワイルド系。たくましく育つ。

ちょっとくらい、水をやり忘れても。
ちょっとくらい、部屋が暗くても。
ちょっとくらいなら、大概のことは大目に見てれるタフなやつ。

可愛い姿のアップルが、どんな感じで育っていくのか見守りましょう！