"買いやすい"の、出ました。

数年前から、大人気。専門書もたくさん出てる「塊根植物」。
でも・・・、値段が高いんですよね～（苦笑）。
そんな中、「買いやすい」価格帯のものが久々に出てきました。ゲラルダンサス・マクロリザス。

おさらい。塊根植物って？

塊根植物（コーデックス）とは、幹や根が丸々と膨れた多肉植物の総称。彼らは砂漠のような所に自生していて、体内に水を溜めこんで生き延びています（そのため身体の一部が膨張。その姿が愛らしい）。

ゲラルダンサスが成長した写真を持ち合わせてなかったので、他の塊根植物の写真でもう少し説明していきます。
ゲラルダンサスは亀甲竜のように、成長期にはツルをたくさん出します（へチマやカボチャと同じウリ科です！）。ただ塊根は亀甲竜のようには割れずに肥大。それでも、成長するとかなり大きくなりますよ！

誤解が無いように書いておきますと、塊根植物は成長がとっても遅い。1年でちょっとだけ大きくなる感じ。なので写真のような大きさまで塊根を育てようと思うと、何年かかるの？という感じ。正直、難しい。

ただ小さいながらも、年をかさねるごとに幹がプックリしていく過程や、慣れてくると「塊根植物ってこんな感じか・・」みたいなことも解ってくると思います。
そうなれば高価な塊根植物も、今よりは安心して挑戦できると思います！

因みに今回のゲラルダンサスがお求めやすいのは単純に「時間が経ってない、若い株」だから。 "挿し木"でバッ！と増える大量生産植物と違い、姿はまちまち。それもこの子たちの個性と思ってお楽しみ下さい。

因みに、鉢に針金がさしてあるのは「ツルをからめる」ため。でも、気温が下がればツルは落葉。「古い葉、傷んだ葉。毎年冬になると、全て無くなる」と思うと、なんか気楽になりません？（リセットするみたいで）

流通が少ない（生産している農家がかなり少ない）植物です。
来年以降の販売は全くもって未定。気になる方は、この秋に！